階段昇降機のメンテナンスガイド
作成者 Stannah
ずっと快適に、ずっと安全に使い続けたい階段昇降機。Stannahの製品は、適切なお手入れによってその思いを叶えます。お手入れ方法はとても簡単。毎日お使いになる方はもちろん、ご家族やご友人など、どなたでも行っていただけます。ここではこの記事では、お手入れの重要性とやり方についてご紹介します。
階段昇降機の寿命を左右する3つの要因
お客様の活動的かつ自立した生活を実現する階段昇降機。長く使い続けていただくために、製造品質、設置工程、お手入れなど、階段昇降機の寿命を左右する要因についてぜひ知っておいていただきたいと思います。
製造工程と部品の品質
部品の製造工程や品質は製品の寿命に大きく関わる要素です。Stannahの階段昇降機は長くお使いいただくことを前提に、厳しい品質管理と安全確認のもと、すべての部品を自社工場にて製造しています。これによってその性能を長く保つことができるのです。
設置技術
設置工程も製品の寿命に直接関係しています。Stannahの専門チームは、測光技術を用いて厳密な測定を行い、階段の設置場所を入念に確認します。 これによって設置時に発生しやすい問題を回避し、重要部品の早期腐食を防ぎます。
適切なお手入れ
階段昇降機をスムーズに稼働させ続けるためにはお手入れは不可欠です。Stannahの階段昇降機は、適切なお手入れによって20年以上の使用が可能。お手入れをしっかりすればするほど、長くお使いいただけます。
寿命を伸ばすコツ
Stannahの階段昇降機には高い耐久性がありますが、最適な状態で稼働させ続けるためには定期的なお手入れが必要です。やり方はとても簡単。ご自身でもできますし、他の誰かに頼むこともできます。ここでは、階段昇降機の寿命を延ばすためのお手入れ方法と使い方のコツをご紹介します。
本体は水拭き、レールには潤滑油を
階段昇降機を掃除する際は必ずコンセントを抜いてください。また、電源スイッチをオフにしてから作業にとりかかってください。転落事故を防止するため、本体が一番下の階にある状態で作業をしてください。
湿った布で椅子、コントローラー、足置き、肘掛け、レールのほこりや汚れを拭き取ります。この時、研磨剤の入った洗剤は使わないでください。ほこりや汚れが各パーツにたまらないよう、少なくとも週に一度は行いましょう。
いつまでもスムーズな乗り心地で使い続けるために、レールには3ヶ月に一度、潤滑油を差すことをおすすめします。
バッテリーは常にフル充電にしておく
Stannahの階段昇降機のバッテリーはエネルギー効率に優れた充電式。安全性を高めるため密閉されたコンパートメントで保護されています。充電はとても簡単です。
• 常時電源をONにしておくことでバッテリーは常に充電され、使用可能な状態を保ちます。停電の際も、充電なしで15〜20回の移動が可能です。
• 充電ステーションに本体を正しく停車することでバッテリーが充電されます。直線階段タイプは移動中にも充電されます。
バッテリーの寿命は、使用頻度と充電ポイントから外している時間によって決まります。長時間放置するとバッテリー寿命は縮まります。使用しないときは常に充電ポイントに停車しフル充電状態にしておいてください。
バッテリーの状態を確認したい場合は、訪問メンテナンスサービスをご利用ください。Stannahの技術者がバッテリーを確認し、問題があればその対処法をご提案します。
重量制限を守る
重量制限を守ることも階段昇降機の寿命を伸ばすためには重要です。制限を守ることで、モーターやその他の部品が正常に作動し、早期の摩耗や損傷を防ぎます。
万全の保証体制が製品寿命をさらに延ばす
階段昇降機はご自宅での移動の自由を手に入れるための投資。そのお手入れは資産を守ることに他なりません。弊社が提供する1年間の製品保証と出張サービスをご利用いただくことで、製品の寿命をさらに数年延ばすことができるでしょう。
保証期間終了後に万が一のトラブルが発生したり、製品の修理やメンテナンスをご希望の場合は、いつでも弊社にご相談ください。
メンテナンスサポート
階段昇降機のお手入れ方法についてご不明な点がありましたら、まずは弊社のカスタマーサービスにご連絡ください。お客様の疑問や質問に迅速にお答えし、必要に応じて技術チームが直接ご自宅にうかがいます。何かあったらいつでも連絡できるように、当社の番号を携帯電話に登録しておくことをおすすめします。
また、緊急時の対応もお任せください。。他社の不必要なサービスに余分な費用を支払うことのないように、弊社が最善の方法でお客さまの問題を解決いたしますので、ご安心ください。
お客さまが移動の困難を克服するお手伝い、それが私たちの使命です。階段昇降機に関することならどんなことでもご遠慮なくお問い合わせください。